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グロミア・オビフォルミス
Gromia sp. (possibly G. oviformis Dujardin, 1835)
透明な有機膜に覆われた球形の形態を持つ。Gromia属は岩礁地などの浅海から、深海まで生息し、球形からソーセージ状の形態を持つものが知られている。深海では貧酸素の環境から採取されることが多い。浅海のものはオレンジ色、深海のものは灰色から茶色。内部(色の正体)は、多くの堆積物由来の物質が詰まっていて、細胞は膜の直下に張り付くように見られる。膜は多層構造をしている。有孔虫と同様に仮足を伸ばして移動・摂食を行うが、直線上の仮足を伸ばすこと、顆粒状の粒子が存在しない点で有孔虫とは異なる。 -
グロミア・オビフォルミス2
Gromia sp. (possibly G. oviformis Dujardin, 1835)
Gromiidae.
ケルコゾアの解説・写真はJAMSTECの土屋正史氏にご提供頂きました(土屋正史/©JAMSTEC)。