専門性の高い海洋生物学教育プログラム

令和5年度「専門性の高い海洋生物学教育プログラム」※募集終了しました

東北大学大学院生命科学研究科附属浅虫海洋生物学教育研究センターでは、外国人招聘研究者との共同研究に参加することを通して、利用学生がより実践的な指導を受けられる機会を提供する「専門性の高い海洋生物学教育プログラム」を実施します。

令和5年度プログラム「間隙性軟体動物の種多様性:新種を探そう!」

令和5年度は、ミュンヘン大学のFranziska S. Bergmeier博士(専門:軟体動物の系統進化)をセンターに招聘し、参加学生への指導を行って頂きます。参加学生は、招聘研究者とセンター教員が現在実施している共同研究「北日本沿岸域における間隙性軟体動物の種多様性」の一部に参画し、実践的な指導のもと、国際的な研究交流を体験してもらいます。今回のプログラムでは、青森県の海岸において砂・小石などの隙間に生息する非常に小さな間隙性軟体動物(数ミリ程度の巻貝、ウミウシ類や溝腹類など)の野外調査・生物抽出・形態観察などを実施し、招聘研究者と協力してその種多様性や分布を明らかにすることを目指します。分布情報が未だ少ない北日本の間隙性軟体動物を分類・同定し、一緒に初記録種や未知の種を探索しましょう!


以下の日程でプログラムを実施する予定です。
日程:令和5年(2023年)7月31日(月)–8月4日(金)
対象者:大学生・大学院生
定員:応募者多数の場合は人数調整する場合があります
招聘研究者:Franziska S. Bergmeier博士(ミュンヘン大学)
研究テーマ:北日本沿岸域における間隙性軟体動物の種多様性(Species diversity of interstitial molluscs in the northern coast of Japan)
内容:7月31日(月)浅虫海洋生物学教育研究センターに集合
8月1日(火)–8月4日(金)フィールド調査・底質からの生物抽出・形態観察など、最終日はプログラムのまとめ ※詳細は申し込み後にメールで連絡します。

参加を希望する大学生・大学院生は7月10日(月) までに、以下のGoogleフォームより御連絡下さい。プログラム実施期間中の宿泊は、原則として浅虫海洋生物学教育研究センターの宿舎を利用します。費用は寝具クリーニング代(600円、1回)のみです。なお、参加学生は、学生教育研究災害傷害保険(学研災)及び学生教育研究賠償責任保険(学研賠)に加入していることが必要です。本プログラムでは単位認定などはありません。→募集終了しました

<<参加申し込み用Googleフォーム>>
https://forms.gle/wR4rLYUeaHgSU17GA

参加申し込み後、1週間しても受付確認メールが届かない場合は下記の問い合わせ先メールアドレスまで御連絡ください。

<問い合わせ先>
〒039-3501 青森県青森市浅虫坂本9番地 東北大学大学院生命科学研究科 附属浅虫海洋生物学教育研究センター 福森啓晶・美濃川拓哉
電話番号: 017-752-3388;メールアドレス: hiroaki.fukumori.d7@tohoku.ac.jp

Dr. Claus Nielsen(コペンハーゲン大学):オンラインセミナー

令和5年(2023年) 7月5日 16:00-17:00 → 無事に終了しました

From 60 year's studies of invertebrate larvae