サーバつぶれてもうたがな

光合成の生理生態学講座

第二版

 

まえがき

 このページには、私という植物生理生態学者から見た光合成についての知識が書いてあります。光合成という現象を、(1) 生化学的メカニズム、(2) 光合成速度が決まるしくみ、(3) 生育環境に依存した光合成特性の変化、(4) マクロスケールを研究するにあたって問題となる光合成周辺の事項(生態系の中の光合成)、(5) 研究法の5つの側面から眺め、世の中で言われていることに私なりの解釈を加えたものを示しています。執筆にあたっての背景は「はじめに」、初版の「はじめに」をご覧下さい。

 先日サーバが破損しました。これを機会に大幅改訂を行うことにしました。改訂前を初版とし、初版を改訂したものを徐々にアップしていく予定です。

 ご意見・ご質問はE-mail:hikosaka@mail.tains.tohoku.ac.jpまで。

目次

はじめに

光合成系について

光合成速度の環境応答

光合成系の順化

生態系の中の光合成

光合成の研究法

 

・用語解説

参考文献

・関連総説

  植物生理生態学が目指すもの(「光と水と植物のかたち」より抜粋 2003年)

  個葉の光合成速度が決まるしくみと測定原理低温科学67巻67-71ページ 2009年)

  植物と二酸化炭素(化学と生物 2013年)


このページの基本姿勢

○想定読者は大学院生以上の研究者ですが、高校生物の知識があれば理解できるよう心がけています(あくまで努力目標)。ただし、高校生・大学生には難しいと思います。高校生に理解できるように書くには、また違った努力が必要なことに気づき、諦めました。

○文章の難易度、専門レベルなどは書いてある部分によって大きく異なります。私の興味と知識を元に書いていますので、世間一般とは偏り方が違うと思って下さい。

○文献を可能な限り挙げます。とはいえ、この文章を書くために文献調査を改めて行う、ということはしません。したがって最新の知見が書いてあるとは限りません。また、私が直接文献に目を通したとは限りません。うろ憶えだったり、他人のセミナでの紹介などを(私なりに理解して)そのまま書くこともありますし、極端な場合、文献のデータを見てその文献の著者と逆のことを書く場合もあります。不確かな情報はそれとわかるように書くつもりですが、私の記述を真に受けるのは避けて下さい。引用される場合は原著を参照して下さい。このページに挙げる文章を引用して論文などを書くことは基本的にお断りいたします。引用文献の紹介などのご相談はお受けいたします。

○著作権についてあまり知識がありません。いちいち承諾を得るのも面倒ですし、基本的には自前のデータを使います。

○どのブラウザで見られる、見られないというのは面倒なのでチェックしてません。ただ、そういう問題が生じないようページの構造は可能な限りシンプルなものにします。

○Googleなどで「光合成の生理生態学講座 200509」と打ち込んで検索すると、2005年9月に加えた部分が引っかかってきます。 サイト内検索機能はつけません。


19980813より

最終更新:2014025

・昔書いた総説がpdfになっているのを見つけましたのでリンクしました。

・現在のページ作成ソフトは三代目で、Dreamweaverです。使い方がさっぱりわかりません。調べるのが面倒なのでアンカーを置くのをやめました。

・このコーナーは昔近況報告に使っていましたが、近況報告はこちらに移りました。

 

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