本館展示

 仙台城二之丸のスギ

                 (展示場所:本館玄関

 
 仙台城の二之丸には,外郭に沿ってスギ(Cryptomeria japonica)が植えられていました。現在で30数本残っていますが,本館玄関ホールに展示されているものはそのうちの1本です。これは,1966年(昭和41年)の落雷で倒れたものです。このスギの樹齢(年輪)を数えると330(年)あります。これをさかのぼると,伊達政宗が逝去した1636年(寛永13年)にあたります。

 花粉画と電子顕微鏡写真
              (展示場所:本館玄関ホール)

 養蜂家故高田武雄氏が描いた花粉画と同種の花粉の電子顕微鏡(SEM)写真を展示しています。これら展示されている花粉画は,氏の甥である長谷川忠雄氏より平成14年に本学植物園に寄贈されたものの一部です。実際に,両者を見比べることで,氏の優れた観察眼と精緻な描写力を伺い知ることができます。
               

 ヤナギ属のさく葉標本

             (展示場所:本館玄関ホール)

 植物園では内外の各地から集めたヤナギ科植物190種,約1,000点を栽培していますが,これらの中には学術上貴重な株(基準株)が多数あり,世界的なヤナギ園となっています。植物園では,これら貴重なヤナギの系統を保存し,さらにより多くの種類を集めて研究や教育に備えています。

 園内の自生植物目録とさく葉標本

         (展示場所:本館玄関ホール)

 現在植物園には42種・2変種のシダ植物,619種・4亜種・13変種・11品種・3雑種の種子植物が自生していることが,確認されています。
 ここには,その自生植物目録と園内で多い樹木20点の腊葉標本が展示されています。園内を散策されますと,これらの植物が自然状態で観察できます。

 樹木標本と木材構造
           (展示場所:展示ホール)

 園内に自生する数種の樹幹の標本を展示しています。また,これらの展示されている樹木の切片の顕微鏡写真を合わせて展示し,各樹種の木材の構造について解説が添えられています。

 冬虫夏草コレクション
           (展示場所:展示ホール)

 冬虫夏草とは「冬虫夏草菌」が昆虫に寄生した“きのこ”です。特定の昆虫に特定の菌類だけが寄生する著しい「奇主特異性」で知られています。冬から夏にかけて虫が草へと変態する珍奇な現象として古くから注目を集め,滋養強壮,鎮静,鎮痰に効果がある漢薬として珍重されてきました。
 ここには,矢萩信夫氏により30余年にわたって収集された冬虫夏草コレクションの一部を展示しています。

 昆虫標本

           (展示場所:展示ホール)

 昆虫は知られているだけで100万種,未知のものを含めれば300万種以上とされるほど,陸上で最も繁栄した生物群です。昆虫は,植物を餌とするほか,すみかにもします.植物は,昆虫を花粉や種子の運び手として,また食害昆虫から身を守るために利用しています。ここでは,『花に集まる昆虫』,『植物を食べる昆虫』,『植物と昆虫』について展示をしています。
 天然記念物青葉山の生態系
           (展示場所:展示ホール)

 日本の植生,青葉山の森林の構造,森林生態系と食物連鎖について展示,解説がされています。また,青葉山で実際に見つことのできる動物や樹木の展示もなされています。
 
 

   
Copyright(C) 2007- Botanical Gardens, Tohoku University

サイト内の画像および文章の無断転載・引用を禁じます。