--Celebrating 70 years of “Metasequoia” since Prof. Miki's discription of
these fossil remains --
Osaka Museum of Natural History, Japan August 3-8, 2010
大阪市立自然史博物館
2010年8月3日〜8日 |
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三木茂博士が化石をもとにメタセコイア属を設立してから、2010年は70年目を迎えます。世界のメタセコイア研究者が集う第3回国際メタセコイアシンポジウムが2010年8 月3日〜8日に、メタセコイア化石の最初の発見地である日本で開催されます。会場はメタセコイア化石の発見者である三木茂博士の収集した植物化石を所蔵している大阪市立自然史博物館。シンポジウム当日は三木博士が収集したメタセコイアの化石が一般公開されます。
第1回国際メタセコイアシンポジウムは、現生種が発見された国 中国、第2回はメタセコイアの種子から苗を作り、世界に配布した国 アメリカ、そして、第3回はメタセコイアを化石で初めて発見した三木博士の国 日本で開催されることになりました。
なじみの深いメタセコイアですが、中生代〜第三紀にかけ北半球に繁茂し大森林の主要な要素であったにも関わらず、なぜ中国を除く多くの地域で消滅したのかは謎に包まれています。また、各地で消滅したにも関わらず、今なお生きているメタセコイアの旺盛な成長によってもたらされる炭素固定能力の高さは、地球を救う重要な手がかりになる可能性があります。第3回国際メタセコイアシンポジウムでは、メタセコイアを研究対象とする古植物学、地球史学を始め、林学、環境科学、教育学全分野の世界の研究者が集まり、メタセコイアに関する多くの謎の解明に向けて議論されます。また、三木博士の業績、日本でのメタセコイアの普及についても紹介されます。
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Metasequoia tree-line along the Tohoku University in Sendai

Metasequoia disk |
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